「AGA治療って本当に効果があるの?」
「AGA治療って何をするの?」
「AGA治療は遺伝性の薄毛には効果がないんじゃない?」
クリニックでの薄毛治療で本当に効果が出るのか不安で、治療に踏み切れない方もいるでしょう。
本記事では、AGA治療の概要と効果が出るまでの期間、AGA治療の効果を最大限に引き出すためのコツを紹介します。
AGAを治療しやすいおすすめクリニックも紹介していますので、AGA治療が気になるけれどどうしたらいいかわからない、という方は一緒に学んでいきましょう。
AGA治療とは
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症のことです。
遺伝や男性ホルモンの影響が原因と考えられており、20代以降の男性に多く見られますが、女性も珍しくはなく、早い方では10代からAGAの兆候が見られる場合があります。
AGAでは、生え際や頭頂部の髪の毛がうぶ毛のように細くなり、生え際が後退して髪の毛が薄くなります。
薬剤を処方して、AGAの原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」を抑制するのが主なAGA治療の方法です。
AGA治療に使われる薬剤は主に以下の3種類です。
- フィナステリド内服薬
- デュタステリド内服薬
- ミノキシジル外用薬
以下簡単に各薬剤の説明をしていきます。
1.フィナステリド(プロペシア)
フィナステリドはプロペシアのジェネリック医薬品です。
AGAは男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びつき、DHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンが作られ、毛乳頭細胞から取り込まれることによって起きます。
DHTが受容されると、髪の毛を成長期から退行期にスイッチする脱毛因子TGF-βが作られるため、ヘアサイクルが短くなります。
フィナステリドにはDHTが作られにくくなる作用があり、AGAで短くなったヘアサイクルのリセットが可能で、服用を継続することで髪の成長期が長くなるので、髪にハリ・コシが出ます。
2.デュタステリド(ザガーロ)
デュタステリドはザガーロに含まれている成分です。
デュタステリドとフィナステリドの違いは5αリダクターゼが阻害できる型にあります。
デュタステリドはⅠ・Ⅱ型の5αリダクターゼを阻害できますが、フィナステリドはⅡ型しか阻害できません。したがってデュタステリドの方がAGAへの高い効果が期待できます。
副作用はフィステナリドと同じか、少し出やすく、フィステナリドと併用はできません。
3.ミノキシジル
ミノキシジルはフィステナリドやデュタステリドとは違い、細胞分裂を活性化させ、発毛と髪の毛の成長を促進する外用薬です。
ミノキシジルの使用では初期脱毛が起きやすいので、治療開始から1か月ほどは抜け毛が増えたと感じる方もいます。しかし、ミノキシジルによる抜け毛はAGAによる抜け毛ではなく、細く弱った髪の毛を押し出し、リセットするための抜け毛です。
ミノキシジルには髪の毛の休止期から成長期の移行を促進させる働きがあるため、成長の止まっている毛を押し出します。ミノキシジル治療を継続することで頭皮の血行がよくなり、発毛しやすい頭皮環境に整えられます。
ミノキシジルは内服薬ではないので、女性の薄毛にも効果的です。
しかし、低血圧の方や循環器系疾患のある方では使えない場合があるので、医師に相談しましょう。
AGA治療の効果がないと感じる理由4つ
「AGA治療の効果がない」と感じる理由には以下の4つがあります。
- 施術のタイミングが遅すぎる
- 治療薬を途中でやめてしまった
- 不適切な施術方法
- 予後の不適切な管理
それぞれ順番に解説していきます。
施術のタイミングが遅すぎる
AGA治療の効果がないと感じる理由の1つ目は「施術のタイミングが遅すぎるから」です。
発毛には「毛母細胞」の細胞分裂が必要ですが、AGAによってヘアサイクルの周期が短くなると、毛母細胞が一生で分裂できる回数の上限を迎え、細胞分裂ができなくなります。
そのため、毛母細胞が寿命を迎えた後にAGA治療を開始しても、思ったほどの効果は得られません。
AGAは進行性の疾患なので、早期発見と早期治療が大切です。
抜け毛の量が増える、髪の毛が細くなる、ハリ・ツヤ・コシがなくなってきたなどの自覚症状がある場合はAGA治療を検討してみましょう。
治療薬を途中でやめてしまった
AGA治療の効果がないと感じる理由の2つ目は「治療薬を途中でやめてしまったから」です。AGAは進行性疾患なので、治療中に薬を自己判断でやめてしまうと、症状が再び進行し、治療開始前まで戻ります。
AGA投薬治療の効果がない、と感じた場合は自己判断で中断せず、まずはクリニックに相談するのがおすすめです。
投薬で強い副作用を感じた場合は一度服用を中断し、すみやかに医師の診察を受けましょう。
不適切な施術方法
AGA治療の効果がないと感じる理由の3つ目は「施術方法が不適切だったから」です。
AGA治療では、抜け毛の進行に合わせた治療プランと薬の処方がカギとなります。
「効果がない」と感じる原因は自分に合っていない治療方法が原因かもしれません。
もし治療法が自分に合っているかどうか不安な場合は、別のクリニックにセカンドオピニオンを依頼するのもいいでしょう。
AGA治療の効果がない原因が特定できるかもしれません。
予後の不適切な管理
AGA治療の効果がないと感じる理由の4つ目は「予後の不適切な管理」です。
医師と相談の上AGA治療をやめる場合でも、生活習慣の乱れや頭皮のケアが不十分だと、AGAの進行を間接的に早める可能性があります。
AGAに限らず、薄毛・抜け毛の症状を改善するためには十分な睡眠と栄養、血行促進やストレス解消が必要です。ストレスの軽減と血行促進のため積極的に運動しましょう。シャンプーの際は、頭皮をマッサージするようにシャンプーし、すすぎ残しのないようシャワーでしっかり流します。
紫外線は頭皮にも悪影響なので、運動の際は帽子で頭皮を保護するといいでしょう。
AGA治療の効果が出るまでの期間は何ヶ月?
AGA治療をスタートすると、いつから効果が出るのか、もしかして効果が出ないのではないかと不安になりがちです。
ここからは、具体的にAGA治療の効果が出るまでの目安を紹介します。
ただし効果の差や実感までの期間には個人差がありますので、自分のペースで治療を継続しましょう。
3ヶ月:頭皮の変化を実感し始める 初期脱毛・体毛増加・男性機能の衰えを感じる場合も
AGA治療開始後3ヶ月で実感し始める効果は以下の2つです。
- 頭皮の変化
- 初期脱毛
AGAでは薬の内服によってヘアサイクルを一度リセットするため、AGA治療開始から10日から1か月で初期脱毛が起こります。
治療を始めたのに抜け毛が増えて不安になりますが、薬の成分が効いている証拠でもあるので安心しましょう。この初期脱毛が続くのが、治療開始から3ヶ月と言われています。
AGAの治療開始から3ヶ月が経過すると、薄毛だった部分にうぶ毛が生え始めます。3ヶ月は治療の効果が出始める期間と言えるでしょう。
しかし、一方で副作用に悩むのも治療開始から3ヶ月までの期間が多数です。
多毛(体毛の増加)、男性機能の衰え、性欲の減少が起きる場合があります。
副作用に悩んだら、まずは医師に相談しましょう。
6ヶ月の期間で目に見える発毛効果を実感し始める
AGA治療期間6ヶ月では、薄毛の部分だけでなく、全体的な髪の毛の量が増え、治療の効果を目に見える形で実感できます。
AGA治療の内服薬は効果が出るまで3ヶ月から1年が必要なので、服用開始から6ヶ月経過後は、発毛・増毛の効果を実感する方が多数です。
12ヶ月の期間で周囲からも発毛効果は目に見えるようになる
AGA治療をスタートして12か月経過すると、自分だけでなく、周囲からもはっきりわかるような発毛効果を実感します。
なぜなら、AGA治療によって、AGAでサイクルが短くなっていた髪の毛が頭皮に長期間とどまれるようになり、新たに生えてきた髪の毛とともに抜けにくくなるからです。
AGA治療をスタートして12か月経つ頃には、AGA治療を初めてよかった、と実感できるでしょう。
AGA治療の効果を出す上で心がけるべき3つのこと
ここからは、AGA治療の効果を出す上で心がけるべき3つのことを紹介します。
AGA治療中は以下の3つを心がけましょう。
- 早い段階で治療を始めること
- 効果を実感できなくても3~6ヶ月は治療を継続すること
- 適切な施術方法を守ること
以下順番に説明します。
早い段階で治療を始めること
AGA治療では早期発見と早期治療が一番大切です。なぜなら、AGAは進行性の疾患で、症状が悪化することはあっても、経過観察で良くなることはないからです。
細胞分裂できる回数は一生で決まっています。したがって、AGAでヘアサイクルの周期が短くなると、一生で細胞分裂できる回数に早く達してしまい、髪の毛が生えてこなくなる可能性があります。
症状の進行を食い止め、ヘアサイクルを伸ばすためにも、AGAは早期の発見と治療が大切です。
AGAのセルフチェックには以下があります。
- 髪の毛の量が減った
- 抜け毛が増えてきた
- ひたいが広くなってきた
- 髪の毛にハリ・コシがなくなってきた
- 髪の毛が細くなってきた
- 親戚に薄毛の人がいる
AGAは早ければ10代から症状が出始めますが、18歳※から治療できます。※フィナステリド・デュタステリドの服用は20歳以上
該当項目が多い方は一度クリニックで相談するのがおすすめです。
効果を実感できなくても3~6ヶ月は治療を継続する
AGA治療では効果を実感できなくても3~6ヶ月は治療を継続しましょう。
AGA治療の初期は初期脱毛で不安になったり、服薬の副作用が出る方もいます。
しかし、日本皮膚科学会による「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」ではフィナステリドを服用した414人の日本人について、以下の割合で「軽度改善以上の効果がある」としています。
1㎎/日 | 0.2g/日 | |
1年 | 58% | 54% |
2年 | 68% | |
3年 | 78% |
(参考:日本皮膚科学会 「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」 )
AGAの投薬治療では早ければ3ヶ月目から効果を実感し始めます。
治療開始から数か月効果の実感がなかったとしても、自己判断で治療をやめず、最低3ヶ月は継続してみましょう。
適切な施術方法を守ること
AGA治療では適切な施術方法を守りましょう。適切な施術方法は医師の処方にしたがうことです。
早く効果を実感したいからといって、処方量以上の薬を飲んだり、塗布するのはやめましょう。思わぬ副作用が出ることもあり得ます。カプセル薬を割って飲む・過度な飲酒後に服用するのは避け、医師の指示を守って服用しましょう。
また、セカンドオピニオン以外でクリニックを掛け持ちして重複治療をするのもやめましょう。治療開始の前に複数のクリニックでカウンセリングを受けてから治療を開始することをおすすめします。
AGA治療の費用対効果
AGA治療の費用対効果は「個人の実感による」です。
一般的なAGA治療にかかる費用は以下の通りです。
- 治療期間:6ヶ月~(治療終了は個人の希望による)
- 費用相場:月額15,000円~30,000円 ※一般皮膚科による脱毛予防薬のみ処方だと月額3,000円~7,000円
AGA治療は終了期間があるわけではないので、いつ治療を終了するかは個人の希望によります。しかし、AGA治療をやめてしまうと、元の状態に戻るため、髪の毛を維持するのであれば治療の継続が必要です。
AGA治療では医師と相談して薬の種類を減らせます。したがって、発毛効果を実感した時点で医師と相談し、減薬することで、費用負担減も可能です。
AGA治療に毎月の通院と費用を払うのと、髪の毛を維持することの重要度は個人の価値観によって違います。
AGA治療で薄毛が解消され、コンプレックスが解消された方にとっては、AGA治療の費用対効果は高いと言えるでしょう。
AGA治療におすすめのクリニック3選
ここからはAGA治療におすすめのクリニックを3つ紹介します。
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックの基本情報はこちらです。
クリニック名 | AGAスキンクリニック |
費用 ※自費診療 | フィナステリド:初回 4,600円、2回目以降 7,700円 ザガーロ:初回5,300円 2回目以降9,500円 |
クリニック数 | 61院 |
オンライン診療 | 対応 |
診療日 | 年中無休 |
診療時間 | 10:00~14:30/15:30~22:00 |
AGAスキンクリニックは全国に61院(2023年3月現在)あり、すべてのクリニックで同じ内容の治療が受けられます。
クリニックは年中無休、夜22時まで診療しているため、仕事が忙しい方でも通いやすいのが魅力です。オンライン診療にも対応しているため、定期的に通院しにくい方でも治療を続けられます。
AGAスキンクリニックで受けられる治療には以下があります。
- 投薬治療(内服・外用)
- 頭皮注射
クリニックはプライバシーに配慮した完全予約制・完全個室となっており、AGA治療が初めての方でも安心です。
AGAスキンクリニックではオリジナル治療薬Rebirthを始め、服用・外用・ヘアケア用品を多数取り揃えています。また、AGA治療を継続する方のために、継続年数ごとに割引率が高くなる料金プランが設定されているので、長期でAGAを治療したい方にもおすすめです。
見積もり以外の追加料金がかからないので、自分がAGAなのか迷っている方は診察を受けてみてはいかがでしょうか。
AGA クリニックフォア
AGA クリニックフォアの基本情報はこちらです。
クリニック名 | AGAクリニックフォア |
費用 ※自費診療 | フィナステリド:初月0円、2回目以降3,412円 ザガーロ:6,919円 |
クリニック数 | 10院 |
オンライン診療 | 対応 |
診療日 | 年中無休 |
診療時間 | 平日:9:30~14:30 16:00~21:00 土日祝 9:00~13:00 14:00~18:00 |
AGAクリニックフォアでは初診からオンライン診療に対応しており、最短翌日に薬の受け取りが可能です。
初診の予約はWebから最短診察可能な日程を把握できるので、忙しい方でも予約が取りやすくなっています。
AGAクリニックフォアで受けられるAGA治療は服薬治療です。1年以内に同じ医師との診察を受ける場合は簡単な問診で薬の追加配送が受けられます。忙しい方でも薬が切れることなく受け取れるのがメリットです。
支払いにはクレジットカード、GMO後払いが利用できます。
AGA クリニックフォアでは薬が合わない場合、治療費の全額返金保証をしているので、薬の副作用が心配な方でもAGA治療にチャレンジが可能です。
ゴリラクリニック
ゴリラクリニックの基本情報はこちらです。
クリニック名 | ゴリラクリニック |
費用 ※自費診療 | フィナステリド:トライアル2,980円、1か月6,600円 デュタステリド(ザガーロ):トライアル3,980円、1か月7,480円 |
クリニック数 | 22院 |
オンライン診療 | 非対応 |
診療日 | 年中無休 |
診療時間 | 10:00~20:00 |
ゴリラクリニックのAGA治療には、内服薬・外用薬両方にトライアル料金があります。
初診・再診・カウンセリング・肌診断が無料で受けられ、契約した方には無料で血液検査が受けられます。
ゴリラクリニックで受けられるAGA治療には以下があります。
- 投薬治療(内服・外用)
- 注入薬
- 頭皮ケア・ホームケア
ゴリラクリニックでは投薬治療のほか、頭皮に直接髪の毛の成長因子を注射する注入薬治療が可能です。頭皮に直接注射をすると、強い痛みが出ますが、ゴリラクリニックでは専用機器「ニューラジェット」を導入し、極細の針で痛みと出血を抑えた治療ができます。
痛みが不安な方には麻酔が使えるので、注入薬を試してみたいけれど、痛みが不安な方でも安心です。
また、ゴリラクリニックは男性専用クリニックなのでAGA治療が恥ずかしい方でも通いやすく、悩みを相談しやすいクリニックとも言えます。
AGA外用薬(ミノキシジル)の濃度を途中で高濃度に切り替えられるので、効果がいまいちな方は医師に相談するといいでしょう。
また、ゴリラクリニックではより発毛・育毛の実感を高めたい方向けのプランが各種用意されており、内服薬と注入薬がセットになったプランも用意されています。
AGA治療の効果に関するFAQ
ここからはAGA治療の効果に関する「よくある質問」をまとめました。参考にしてみましょう。
AGA治療は安全ですか?
AGA治療は薬による治療のため、副作用が出る可能性はあります。
しかし、AGA治療薬に限らず、どんな薬にも副作用があるので、AGA治療薬の副作用が高いとは言えません。
AGA治療で使われる薬の副作用は1.0~5.0%と言われているので、副作用を感じる方の方が少ない傾向にあります。
ただし、肝機能障害のある方や高血圧・狭心症、肌が弱いなど持病がある方はAGA治療ができない可能性もあるため、治療前にかならず医師に相談しましょう。
AGA治療は効果が長期的に持続するのですか?
AGA治療では、ヘアサイクルを治療によって長くし、抜け毛までの期間を長くします。AGA治療では1年でヘアサイクルが整う(=長くなる)と言われているので、1年間以上治療を
続けた場合は、ヘアサイクルの改善が期待できます。
AGA治療薬の服薬をやめると、急激に抜け毛が増えることはありませんが、治療開始前の状態に徐々に戻るので、抜け毛の量は元に戻ります。
AGA治療をやめたあと1年はヘアサイクルの改善が期待できますが、効果そのものは持続しません。
服薬を継続しながら、ヘアサイクルの短期化、つまり抜け毛までのサイクルを長くすることが大切です。
AGA治療を受けた後、頭髪の毛質は変わりますか?
AGA治療を受けると、髪の毛にハリ・コシが出て、しっかりとした毛質に変わります。
なぜならフィナステリド(プロペシア)の服用によってDHT(ジヒドロテストステロン)が作られにくくなるからです。DHTは悪玉男性ホルモンとよばれ、DHTが男性ホルモン受容体とくっつくことで髪の毛の成長が止まります。したがって、DHTが作られにくくなると、髪の毛が太く長く成長し、髪の毛にハリ・コシを出すことが可能です。
AGA治療はいつから効果を期待することができますか?
AGA治療の効果が出るのは、治療開始から3ヶ月~6ヶ月を経過したころです。
なぜなら、AGAの方はヘアサイクルが短くなっているため、一度短くなったヘアサイクルをリセットしてから効果を実感し始めるからです。特にミノキシジルによる治療では、
AGAで細く弱った毛が一度押し出されるため、初期脱毛が起こります。初期脱毛は治療開始から10日~1か月の間に起こる方が多く、この初期脱毛でヘアサイクルがリセットされてから、正しいヘアサイクルの毛が発毛します。
そのため、AGA治療で効果を実感するには、最低でも3ヶ月以上の期間が必要です。
AGA治療は、他の治療と併用することはできますか?
AGAは肝機能や循環器に持病がある方、低血圧の方では受けられない場合があります。
AGA治療ではEDや性欲減退の副作用が出る方もいるため、AGAとED両方の治療が受けられるクリニックもあります。
服用する薬の種類、既往歴によって他の治療と併用できるかどうかには個人差がありますので、持病がある方は必ず主治医と相談してからAGAのカウンセリングを受けましょう。
AGAのカウンセリングの際は、おくすり手帳を持参するのがおすすめです。
まとめ
AGA治療に効果がないと感じる原因は、治療開始のタイミングが遅すぎる・効果が出るまで治療を継続しない・施術の方法が不適切・自己判断による治療の中断や通院の中止にあります。
AGA治療には最低3ヶ月から6ヶ月の期間が必要なので、なかなか効果が出なくても焦る必要はありません。AGA治療の効果が出始めると、ヘアサイクルがリセットされてハリ・コシのある太い毛が発毛し、抜け毛が減ります。
初期脱毛はありますが、AGA治療の副作用で抜け毛が増えることはありませんので、根気強く効果が出るまで治療を続けるのが大切です。AGA治療には早期の対策が重要なカギとなります。
抜け毛の量が増えたり、髪の毛が細くコシがなくなってきたなど、自覚症状があれば、クリニックで相談してみてはいかがでしょうか。