【医師が教える】肌荒れゆらぎ肌、内側から改善するには?
寒かったり、急に暑かったり。なんか激しくないですか…?
季節の変わり目に突然現れるニキビや肌のカサつき。寒暖差が激しいと、それに合わせて肌も皮脂を出したり減らしたりしています。そのため、安定した皮脂量が保てなくなり、肌のバリア機能が低下し、肌トラブルにつながります。
そういえばなんだか最近肌が荒れ気味、なんてことありませんか?
今回は、お肌の一時的な不調「ゆらぎ肌」について解説、おうちでできるケア方法をお伝えします。
監修医師
ロナロナクリニック院長・医師
三輪 菜つ美
経歴
北里大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて研修終了後、1日診察人数平均100名以上の都内クリニックにて内科・皮膚科医として勤務。2019年 3月、“女医が教えるシンプルケア”「ラメラの秘密」を幻冬舎より出版。紀伊国屋、ブックファーストをはじめとする各書店で週間ランキング1位を獲得。講演、TV、ラジオ、雑誌、Webなど幅広く活躍中。2020年 7月より、ロナロナクリニック院長就任。自身が研修医時代に経験した肌荒れから、分子栄養学に基づいた食事療法にて、美肌と体質改善を達成。肌と食事の大切さを痛感し、根本的な解決を目指した診察を日々行っている。
保有資格・所属学会
・抗加齢専門医
・日本医師会認定産業医
・日本皮膚科学会 会員
・日本抗加齢医学会 会員
・日本抗加齢美容医療学会 会員
・国際抗老化再生医療 会員
ゆらぎ肌の原因
- 寒かったり暑くなったり寒暖差が激しい!
- 空気の乾燥や花粉!
- 環境の変化等による睡眠不足やストレス
寒暖差に加えて、花粉やほこり、PM2.5などの異物。
春頃になると大量の飛来で毎年話題になる黄砂もお肌の大敵です。
バリア機能が低下している肌に付着するとかゆみや湿疹など、さまざまな肌トラブルに見舞われることになります。
ゆらぎ肌のスキンケア方法
肌の不調を防ぐには?
どっちが正解?
(うーん、どっちもあってるような…?)
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ゆらぎ肌のスキンケア、正解は「B」です!
スキンケア製品を変えたくなるけど、肌の潤いを保つことが大切。
いつもよりたっぷりと化粧水をなじませていつもより念入りにクリームをしてください。
ゆらぎ肌のスキンケア よくある間違い
お肌を清潔に保とうとして、1日に何度も洗顔料で洗顔していませんか?
重点を置くのはあくまでも「保湿」。
何度も洗顔してはいけません。
本来必要な皮脂や常在菌まで洗い流してしまいます。
洗いすぎるとバリア機能が低下するだけで、肌荒れがよくなるわけではないのよ。
ゆらぎ肌の肌荒れ改善を内側からサポートするインナーケア
肌がゆらぎやすい時期は「攻め」のスキンケアよりも、肌荒れ改善を促すインナーケアがおすすめです。
おすすめ美容内服薬
シナール:ビタミンC複合剤
・美白
・ニキビ
・老化防止
ビタノイリン:ビタミンB群複合剤
・肌荒れ
・ニキビ
・吹き出物
ハイチオール:L-システイン(アミノ酸)
・代謝を正常化
・美白
・かさつき
・湿疹
ユベラ:ビタミンE誘導体
・代謝を正常化
・美白
・血行促進
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肌荒れの程度によっては過剰な「攻め」のケアは禁物です。
肌がゆらぎやすい時期は低刺激なスキンケアを心がけ、炎症や肌荒れ改善を促すインナーケアがおすすめです。体の内側からのケアで、トラブル知らずのお肌を手に入れましょう。
今回ご紹介したお薬は単品でも処方できます。
お気軽にお問い合わせくださいね😊