漢方ダイエットとは?

「ダイエットをしても痩せない」「そんなに食べてないのに太る」という方におすすめしたいのが、漢方による体質改善です。

漢方薬は、植物などの自然の生薬(しょうやく)を組み合わせて作られ、その効果が認められた医薬品です。体質や肥満タイプに合った漢方薬を服用することで、痩せやすくリバウンドしにくい身体に改善していきます。

漢方ダイエット

ダイエット効果が期待できる
漢方薬の種類

漢方薬には、代謝の改善、脂肪燃焼、むくみ解消、ストレス緩和などの作用があり、それによってダイエット効果が期待できます。臨床研究でも漢方薬の継続使用による脂肪の減少減量効果が報告されています。

ダイエットに用いられる漢方薬は、主にこの3つです。

ダイエットに使われる漢方

ひとことで肥満といっても太る原因はさまざまで、人によって最適な漢方薬は異なります。漢方薬の効果を十分に引き出すには自分の体質に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

「防風通聖散」はとくにお腹周りの脂肪が気になる便秘気味の方、「大柴胡湯」はストレスがたまると食べ過ぎてしまう方、「防已黄耆湯」はぽっちゃりした水太りの方に向いています。また、40代以降は女性ホルモンの減少により太りやすくなりますが、そのような女性の肥満症の改善には「大柴胡湯」や「防已黄耆湯」が効果があるとされています。

それぞれの漢方薬の特徴をわかりやすく説明しますので、ご自分がどのタイプにあてはまるかチェックしてみてください。

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ボウフウツウショウサン防風通聖散

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)

体内の代謝を促進することでエネルギーの消費を増やし脂肪の燃焼を促します。余分な脂質を便とともに排出する働きがあります。

防風通聖散は18種類もの生薬が含まれた漢方薬で、下剤に用いられる大黄(ダイオウ)や芒硝(ボウショウ)といった生薬を含むため、便秘薬としても使われます。「痩せる漢方薬」として人気がありますが、お腹の弱い方には向かないのでご注意ください。

防風通聖散がおすすめのタイプ

防風通聖散

チェックリスト

  • 一度に食べる量が多い
  • 間食が多い
  • いつも便秘がち
  • お腹に脂肪がついている
  • ニキビができやすい

防風通聖散は、食欲旺盛でがっつりよく食べ、お酒もよく飲む方に向いています。濃い味や辛い食べ物が好きで、冬でも冷たい飲み物を好む方はこのタイプです。

日頃からよく食べ過ぎる方は、代謝が間に合わず老廃物が溜まり、お腹に脂肪が蓄積しやすくなります。腸の動きも悪くなるため便秘にもなりがちです。

防風通聖散は、過剰な食欲を抑え、便通をよくし、余分な脂肪を分解・燃焼します。肥満に伴うのぼせや肩こり、ニキビにも効果があります。

防風通聖散で痩せる理由

■脂肪の燃焼を促進

脂肪の分解・燃焼を促し、体脂肪の蓄積を防ぎます。特に内臓脂肪やお腹まわりの皮下脂肪を減らす効果が複数の臨床試験でも確認されています。

■便秘を改善して脂質を排出

便秘改善に強い薬効がある生薬、ダイオウ(大黄)が配合されています。固まった便を柔らかくして脂質と一緒に排出します。

■水分と脂肪の代謝を促進

漢方では「血(けつ)」や「水(すい)」といった体液の停滞が肥満の原因のひとつと考えます。脂肪細胞を活性化するとともに水分代謝を促し体全体の巡りをよくします

効能・効果
腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症

【副作用】
湿疹、痒み、不眠、発汗過多、動悸、興奮、食欲不振、吐き気、腹痛、軟便、下痢、排尿障害

ツムラ漢方【62】防風通聖散 
1週間分(21包) ¥1,650

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ダイサイコトウ大柴胡湯

大柴胡湯(ダイサイコトウ)

大柴胡湯は心身の状態を安定させる作用があり、不安や緊張を和らげ、ストレスによる過食を抑えます

余分な脂肪の吸収を抑える作用もあり、いわゆる「ストレス太り」に有効な漢方薬です。高血圧に伴う肩こりや頭痛、神経症に悩んでいる方にも向いています。

大柴胡湯がおすすめのタイプ

大柴胡湯

チェックリスト

  • イライラしやすい
  • 食べてストレス発散する
  • 食欲にムラがある
  • 便秘がちでお腹が張って苦しい
  • 年とともに痩せにくくなった

大柴胡湯は、食欲にムラがありストレスがたまると暴飲暴食してしまう、いわゆる「ストレス太り」の方に向いています。イライラすると食欲が刺激されるため、食べ過ぎたり、リラックスを求めて甘いものが猛烈に食べたくなったり、お酒を飲み過ぎたりします。二の腕や脇腹など上半身に脂肪がつきやすい方がこのタイプです。

ストレスだけでなく加齢によってもホルモンバランスが乱れ、脂質代謝が低下したり、腸の動きが鈍くなり便秘しやすくなります。

大柴胡湯は、自律神経の乱れを整え、ストレスホルモンの増加を抑制し、また脂質代謝を上げて脂肪の分解・燃焼を促します。スムーズな排便を促して便秘も改善します。

大柴胡湯で痩せる理由

■自律神経の乱れを整えて過食を防ぐ

体内の「気」の流れを改善し、自律神経のバランスを整えます。これにより、ストレスホルモンの増加を抑え、食欲のムラを正常にし、食べ過ぎを防ぎます

■腸内環境を整えて便秘を改善

胃腸の働きを活発にし、便の排出を促します。腸内環境を整える効果が期待できます。

■代謝を上げて脂肪燃焼をサポート

脂質代謝を高め脂肪の吸収を抑える作用があります。中性脂肪やコレステロールを下げる働きも報告されています。

効能・効果
便秘、胃炎、高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛、肥満症、神経症

【副作用】
空咳、息切れ、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、腹痛、下痢

ツムラ漢方【8】大柴胡湯 
1週間分(21包) ¥2,500

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ボウイオウギトウ防已黄耆湯

防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)

防已黄耆湯は胃腸の消化機能を助け、余分な老廃物を尿として排出する働きがあります。

体に停滞している水分の代謝を高め、むくみを改善します。水太りタイプや、食べる量は普通なのに太ってしまうタイプに適しています。

防已黄耆湯がおすすめのタイプ

防已黄耆湯

チェックリスト

  • 手足がむくみやすい
  • 水太りでぽっちゃりタイプ
  • 疲れやすい・だるい
  • 食事はあっさり系で量は少なめ
  • 胃腸が弱く下痢になりやすい

防已黄耆湯は、水太りで汗をかきやすく、疲れやすい方に向いています。とくに下半身がむくみ、ひざが痛い方はこのタイプです。

水太りの方は水を飲んでも尿が増えず、体の中に溜め込みやすいため、食事制限をしてもあまり体重が減りません。その原因を漢方では、胃腸の働きが弱く十分なエネルギーを作り出せないためだと考えます。

防已黄耆湯は、胃腸を元気にして食べたものをエネルギーに変え、代謝を促進します。余分な水分を排出し、下半身のむくみを改善し、脂質代謝を活性化して脂肪を分解・燃焼し、水太りを改善します。

防已黄耆湯で痩せる理由

■水分を排出してむくみを解消

体の余分な水分を取り除き、体をひきしめ、水太りやむくみを改善します。

■胃腸の調子を整えて代謝を活性化

水分代謝を高めるとともに脂質代謝を上げ、しまりのない余分な脂肪を分解・燃焼して減らします。

効能・効果
肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症( 筋肉にしまりのない、いわゆる水太り)

【副作用】
湿疹、赤み、痒み

ツムラ漢方【20】防已黄耆湯 
1週間分(21包) ¥1,350

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飲み方・飲み合わせについて

漢方薬の飲み方

1日2〜3回、食前または食間に服用します。「食前」は食事の約30分前、「食間」は食事の2~3時間後です。1回の服用間隔は4時間以上空けてください。

また、服用の際は必ず水または白湯で飲んでください。お茶、コーヒー、ジュース等は成分の吸収を妨げる可能性があります。

飲み合わせについて

複数の漢方薬を一緒に服用する際には、生薬が重複していないか確認する必要があります。薬効が増強されたり、逆に薬効が現れなかったり、思わぬ相互作用が起きる可能性があります。自分の判断で併用することは絶対に避けてください。

とくに「防風通聖散」と「大柴胡湯」には便秘を改善する作用があります。服用中は他の便秘薬を使用するのは控えましょう。

漢方薬に限らず他のお薬を服用している方は必ずご相談ください。

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副作用について

一般的に漢方薬は自然由来の成分を使用しているため副作用がないイメージを持たれがちですが、どんな薬でも副作用のリスクは存在します。副作用と思われる症状が出た場合はすぐに服用を中止してご相談ください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内の副作用の初期症状である可能性があります。

  • 発熱、から咳、息切れ、呼吸困難[間質性肺炎]
  • 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる[偽アルドステロン症]
  • 体がだるくて手足に力が入らない、手足がひきつる、手足がしびれる[ミオパチー]
  • 体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]
  • 腹痛・便秘・下痢・腹部膨満などを繰り返す[腸間膜静脈硬化症]

漢方ダイエットについて
よくいただくご質問

ドラッグストアなどで購入できる市販の漢方薬との違いは何ですか?
当院では「医療用漢方薬」を患者さまの症状に合わせて医師が処方しています。多くの市販の漢方薬は、安全性を考慮して、医療用漢方薬に比べて少ない成分量でつくられています。
どのくらいで効果がありますか?
体質や症状に合っていれば、通常1週間~2週間ほどで変化が感じられます。肥満改善を目的とされる場合は、まずは1ヶ月を目安に服用を続けてください。
他の薬を併用してもよいでしょうか?
お薬によって異なります。効果が薄れたり副作用が起こりやすくなる場合がありますので、他のお薬を服用している場合は必ずご相談ください。
妊娠していても飲むことができますか?
妊娠または授乳中の方は、必ず問診でお伝えいただきご相談ください。

漢方選びで不安な方は
医師に相談を

肥満体質から太りにくい体質へと変えていくには、体質に合った漢方薬を選んだ上で、根気よく続けることが大切です。

なかなかダイエットの効果が出ない方、自身に合った漢方薬がよくわからない方は、一度ロナロナクリニックのオンライン診療をご利用ください。体質に合った漢方薬の提案や、生活習慣についてのアドバイスもいたします。漢方薬を上手に使ってダイエットを成功させましょう。

オンライン診療の診察料は無料です

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