リベルサスとは

リベルサスは、「痩せるホルモン」とも呼ばれるGLP-1の飲み薬です。

GLP-1は体内で作られるホルモンの一種で、GLP-1が多く分泌されると食べたものがゆっくりと消化・吸収されるため満腹感を得やすく、食欲が抑えられます。反対にGLP-1の分泌量が少ないとなかなか満腹感を得られないため食べすぎたり、食べてもすぐに空腹を感じやすくなります。

リベルサスを服用することで、インスリンを分泌させて血糖値の上昇を抑え、体脂肪を付きにくくし、ダイエット効果が期待できます。

リベルサスには3㎎、7mg、14㎎の3種類があります

リベルサスの特徴

世界で認められた高い安全性

リベルサスは、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる公的機関)で承認されており、安全性が高く、世界的に肥満症の治療薬として広く使用されています。

食欲を抑えて無理なく減量

食欲が自然に抑えられ空腹を感じにくくなるため、ストレスなく食事量を減らすことができます。「つい、食べ過ぎてしまう」「間食をやめられない」という方に最適です。食事量が減ることで結果的に減量につながります。

注射が苦手な方でも摂取できる

これまでGLP-1ダイエットは注射のみでしたが、初めて飲み薬タイプとして発売されたのが「リベルサス」です。服用は1日1回で、ご自宅での治療が続けやすくなりました。

こんな方におすすめです

・つい食べすぎる ・運動が苦手 ・夜遅くに食べる ・間食が多い

GLP-1の作用

GLP-1は別名「痩せるホルモン」と呼ばれますが、GLP-1の分泌量には個人差があります。GLP-1の分泌量が多い人は痩せ型の傾向がみられ、少ない人は太りやすい傾向にあります。 GLP-1は食事をすると小腸から分泌され、食べたものを胃から腸へと移動させるのを遅くする働きがあります。このため、脳は満腹感を感じ、胃では消化するスピードが遅くなることで食べすぎを防ぐことができます。

また、GLP-1は血糖値の急上昇を防止し、痩せやすい体質へと改善します。

サクセンダ注射の作用

HOW TOリベルサスの飲み方

リベルサスの飲み方には特殊なルールがあります。お薬の効果を発揮させるためには飲み方を守り、正しく服用してください。

リベルサスの飲み方
  • 1日の最初の飲食の前に服用する
  • 必ず空腹の状態で服用する
  • 服用は1日1回1錠
  • 起床時がおすすめです
リベルサスの飲み方
  • 1錠を120ml以下の水で飲む
  • 噛んだり舐めたりしない
  • 多量の水、お茶、コーヒー、ジュース、服薬ゼリーなどでの服用はしない
リベルサスの飲み方
  • 服用後30分(できれば60分)は、水も食事もとらない
  • 他の薬やサプリメントを飲む場合は30分たってからにする

リベルサスの料金

初めての方は【3mg】または【7mg】をご購入いただけます。

※効果の実感が薄く【14mg】を希望される場合は、【7mg】の服用を最低30日間続けた後に診察を受けてください。

※全て税込価格です。

リベルサスの料金
3mg 30錠(30日分)¥8,000
7mg 30錠(30日分)¥15,000
14mg 30錠(30日分)¥25,000

リベルサスはオンラインで処方できます。

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リベルサスの注意事項

  • リベルサスは一度に大量に服用しても高い効果がみられることはありません。飲み忘れた場合はその日は服用せず、翌日に1錠服用してください。副作用等のリスクもあるため、必ず指示に従って服用してください。
  • 下痢・腹痛・吐き気などの症状がでる場合があります。リベルサスの胃酸を中和する作用によって、いつもより胃もたれが起きやすくなることがあります。1~3週間服用を続けることで慣れてくると言われています。慣れるまでは消化に良い食べものをとるなどしてください。
  • 冷や汗、倦怠感、ふるえなどの症状がある場合は、砂糖やブドウ糖、ジュース(150~200ml)などの甘い物をとって約15分程度休んでください。回復しなければ再び摂取し、意識がもうろうとする場合はすぐ医療機関を受診してください。
  • 14㎎を服用する際に、7mgを2錠服用することは絶対に避けてください。
  • 医師の判断により処方の中止をさせていただくことがございます。
  • 医師の管理・指導に従って使用してください。また、医師の指示なしに投与量を変えないでください。

以下にあてはまる方は、リベルサスを処方することができません。

妊娠中、授乳中の方
2ヶ月以内に妊娠の予定がある方
1型糖尿病の方
糖尿病性ケトアシドーシス、ガンの既往がある、甲状腺疾患のある方
BMI18.5未満の方

おこりうる副作用

低血糖(脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、震え、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常等)、急性膵炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞黄疸等

頻度が高いものとしては、吐き気、下痢、腹痛などがありますが、治療開始した初期に起こりやすく薬剤が体内に適応するにしたがって1~2週間程度でなくなります。重篤な副作用は非常に少ないものの、注意すべきものもありますので、必ず医師または看護師の説明を受けた上で使用してください。異常が認められた場合には必ずご相談ください。

リベルサスについてよくいただくご質問

お昼に起きた場合、リベルサスを飲んでいいでしょうか?
胃の中が空の状態であれば、お昼でも問題ありません。お薬の成分を体内で安定させるには、なるべく毎日同じ時間帯に飲みましょう。
リベルサスを飲む前に朝食を食べてしまったら、その後気づいた時に飲んでもいいでしょうか?
飲み忘れた場合、その日の分は飲まずに飛ばしてください。胃の中が空でないとお薬の成分は吸収されません。また、翌日は1回分(1錠)を服用し、2回分を飲むことは避けてください。
水をたくさん飲みたいのですが、120ml以下でないとだめですか?
臨床試験の結果、水の量が多いとお薬の吸収効率が下がることがわかっています。120ml以下の水で飲みましょう。
1回に2錠飲んでいいですか?
リベルサスは1日1回1錠です。1回に2錠飲まないでください。一度にたくさん服用しても高い効果がみられることはありません。
リベルサスはオンラインで処方してもらえますか?
はい。リベルサスはオンラインで処方し、ご指定場所にお届けいたします。リベルサスが初めての方は3mgまたは7mgをご購入いただけます。14mgを希望の場合は7mgの服用を最低30日間続けた後、オンラインで診察を受けてください。
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